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プリンス・オブ・ブロードウェイを観てきました(10/26) [ミュージカル]

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10/26(月)のマチネ(13:30開演)の「プリンス・オブ・ブロードウェイ」を観てきました。「プリンス・オブ・ブロードウェイ」は、プロデューサーや演出家として数多くの名作を世に送り出したハロルド・プリンス氏の足跡をその名場面とともにたどるという贅沢な作品です。名曲を集めたコンサートではなく、それぞれの作品の一部を交代で演じるというもので、作品ごとにセットや衣装もかわります。ダイジェストとはいえ、作品の雰囲気がわかりやすく、たくさんのミュージカルを一度に観た感じがします。
「プリンス・オブ・ブロードウェイ」
2015.10.26(月)13:30 東急シアターオーブ
2階3列42番

CAST
 ジョシュ・グリセッティ
 シュラー・ヘンズリー
 ラミン・カリムルー
 ナンシー・オペル
 ブリヨーナ・マリー・パーハム
 エミリー・スキナー
 マリアンド・トーレス
 ケイリー・アン・ヴォーヒーズ
 トニー・ヤズベック
 柚希礼音

 市村正親(声の出演/ハロルド・プリンス役)

Understudies
 エリン・クレモンス
 エリック・ヴァン・ティーレン

1曲目の「序曲」は、「屋根の上のヴァイオリン弾き」の冒頭部分からはじまり、ハロルド・プリンス氏が関わった作品の代表的なフレーズをちりばめた曲となっていて、これからはじまるショーへの期待を高めてくれるものでした。

使用された作品は以下の通り(演奏順)。名作揃いですね。
「フローラ、赤の脅威」、「くたばれ!ヤンキース」、「ウエスト・サイド・ストーリー」、「シー・ラヴズ・ミー」、「イッツ・ア・バード...イッツ・ア・プレーン...イッツ・スーパーマン」、「フォーリーズ」、「リトル・ナイト・ミュージック」、「屋根の上のヴァイオリン弾き」、「キャバレー」、「オペラ座の怪人」、「カンパニー」、「ローマで起こった奇妙な出来事」、「エビータ」、「フィオレロ!」、「テンダーロイン」、「グラインド」、「メリリー・ウィ・ロール・アロング」、「パレード」、「蜘蛛女のキス」、「スウィーニー・トッド」、「ショウ・ボート」

スティーブン・ソンドハイム氏の作品が多いという印象を受けました。私はソンドハイム氏の独特のメロディラインの作風が好きなのでとてもうれしかったです。
「ウエスト・サイド・ストーリー」、「フォーリーズ」、「リトル・ナイト・ミュージック」、「カンパニー」、「ローマで起こった奇妙な出来事」、「メリリー・ウィ・ロール・アロング」、「スウィーニー・トッド」

もりだくさんの作品なので、ひとつひとつ感想を書くことはできないので、特に印象に残ったことについて書きます。

■お目当てはラミン
まず、私は友人3人とともに観にいきましたが、みんなのお目当てはラミン・カリムルー氏。彼の伸びやかで迫力のある歌声をたっぷり聞くことができました。

特に「オペラ座の怪人」からの3曲は本当に感動しました。ラミンが歌う「The Phantom of the Opera」、ケイリー・アン・ヴォーヒーズ氏の「Wishing You Were Somehow Here Again」、そしてふたたびラミンの「The Music of the Night」。本来の曲順とはちがいますが、「The Music of the Night」で終わるのはいい選曲だと思います。初めて観るラミンのファントムは本当に素敵でした。思わず涙が出ましたから。クリスティーヌ役のケイリーもとても可愛かった。今年の2月にNYに行った時に彼女のクリスティーヌを観て、ステージドアでも会いました(その時のレポートはこちら)。

このふたりは「ウエスト・サイド・ストーリー」の「Tonight」も歌っていて、それも素敵でした。バルコニーに出てきたマリア(ケイティ)をみて、はしごを登って会いに行くトニー(ラミン)。ふたりのデュエットはとてもロマンティックでした。キスをしながらその場で回転するところで、ラミンがしっかり手すりにつかまっていたのが可愛かった〜。高いところで簡単な柵しかないので、そうしないと危険だったと思います。

ラミンのもうひとつの見せ場は「カンパニー」でしょう。こちらもソンドハイム作品で、35歳の誕生日を目前にした主人公ロバートが結婚すべきか悩むという内容。エンディングに歌われる名曲「Being Alive」は後半に向かって盛り上がっていく歌なので、ラミンの熱唱を堪能できました。

■聴き惚れる名曲
どの曲も名曲なのですが、中でも気に入ったのはブリヨーナ・マリー・パーハム氏がサリー・ボウルズ役を演じた「キャバレー」。私はこの作品を観たことはないのですが、タイトルソング「Cabaret」の迫力には圧倒されました。舞台を観てみたいと思いました。

そして、マリアンド・トーレス氏がエヴァ・ペロン役を演じた「エビータ」も素敵でした。特に、有名な「Don't Cry For Me Argentina」は惹き付けられました。実は私は「エビータ」も観たことがないので、ほんの少しだけ雰囲気が味わえてよかったです。

■主役はこの人!
ブロードウェイで活躍する俳優が揃ったキャストの中で、唯一の日本人が柚希礼音氏。元タカラヅカスターで、引退後はじめての舞台がこれだそうです。私が行ったこの日は、たまたま柚希氏のクリアファイルがプレゼントされるという日で(チケットを取った後にプレゼントが決まった)入り口で無造作にそのクリアファイルを手渡され、貴重なもののはずなのにその渡し方にびっくり!(笑)

オープニングも最後に登場するのが柚希氏だったり、二幕には柚希氏のダンスをたっぷりみれる様になっていて、バレエのようなダンスなのですが、男役だったとは思えないしなやかで女性的な身のこなしに目を奪われました。ダンスの上手なトニー・ヤズベック氏とのコンビネーションも素敵でした。

もちろん歌も歌っています。「くたばれ!ヤンキース」では野球のユニフォームを脱いでセクシーな衣装になったり、「蜘蛛女のキス」では蜘蛛の巣の柄の一部を背中にまとっていてそれが最後に背景の蜘蛛の巣に溶け込んでみえるという凝ったもので、視覚的にも楽しめました。宝塚風の羽根のついた衣装もありました。

■そして未来へ
最後に全員で歌った歌は「Wait 'Til You See What's Next」と題されたジェイソン・ロバート・ブラウン氏の曲でした。未来に視点を向けたような内容で、たくさんの名作を生み出したプリンス氏の人生をたどったあとに、ミュージカル界の未来に思いをはせたということみたいです。そういう終わり方もいいなと思いました。


「プリンス・オブ・ブロードウェイ」は11/22まで上演されています。詳しくは公式サイトをごらんください。

◆プリンス・オブ・ブロードウェイ 公式サイト
 http://pobjp.com/

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