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新作ミュージカル「デス・ノート」を観ました(4/18) [ミュージカル]

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4/18(土)17:30から、日生劇場で上演された「デス・ノート」を観に行きました。主演はダブルキャスト(浦井健治&柿澤勇人)ですが、柿澤さんが主演で、しかも終演後に小池徹平さんとのアフタートークがあるこの回を選びました。

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「デス・ノート」
2015.4.18(土)17:30開演
会場 日生劇場

原作:大場つぐみ
作画:小畑健

音楽:フランク・ワイルドホーン
歌詞:ジャック・マーフィー
脚本:アイヴァン・メンチェル
翻訳:徐賀世子
訳詞:高橋亜子

演出:栗山民也
音楽監督:ジェイソン・ホーランド/塩田明弘

CAST
夜神 月(やがみ らいと):柿澤勇人
L(エル)    :小池徹平
弥 海砂(あまね みさ):唯月ふうか
夜神粧裕(やがみ さゆ):前島亜美
死神レム   :濱田めぐみ
死神リューク :吉田綱太郎
夜神総一郎  :鹿賀丈史

安崎求 松原剛志
麻田キョウヤ 上野聖太 岡田誠 木内健人 坂元宏旬 辰巳智秋 俵和也 遠山裕介 西野誠 安福毅
井上陽子 今泉由香 大月さゆ 小此木まり 河合篤子 樺島麻美 栗山絵美 森実友紀 吉田玲菜

座席はファンクラブでとってもらった席。1階C列8番。ちょっと下手よりですが、前から3列目だし、目の前にステージから突き出した部分(オーケストラボックスを囲むように道が作られている)にカッキーや小池さんが立って歌ったりもするのでいい席でした。チケットもカッキー(柿澤さん)と夜神月がデザインされていてステキ!(これはファンクラブ仕様だったっけ?)背景の黄色いものは、柿澤勇人オリジナルチケットホルダー。「デス・ノート」の会場にも売ってましたよ〜。

■感想
私は「DEATH NOTE」の漫画も映画も観ていなくて、主演のカッキーが目当てで、内容もわからず観に行きました。

そこに名前を書かれたら死ぬという「デス・ノート」を拾った夜神月は正義のために犯罪者などを次々殺すのですが、その不自然な死に方から犯人?を特定するために謎の男Lが戦いを挑むという話で、リュークとレムという男女の死神とアイドル歌手のミサミサ(弥 海砂)が絡んで思いがけない方向に展開していきます。

とにかく初めて観たので、どういう展開になるんだろう、月とLはどっちが勝つんだろうなどと考えながら楽しみました。前半は先が読めない感じでしたが、月とLが出会ってからの展開は意外と早くて、ややあっけない感じもありました。でも、初めて観てもストーリーもわかりやすいし、音楽もすごく良かったですね。ドラマチックな曲もあれば、リュークとレムのコミカルなワルツ(これはどこかで聞いたような感じ。ミュージカルにコミカルなワルツってありがちかも?)もあり、レムの切ない心情を歌った歌はとても繊細な感じで、どれもステキでした。

奥と左右に2階建ての枠組みのあるだけのシンプルなセットで、上から降りてくる大きな布などで場面を切り替えるなど工夫されていました。オープニングは、小学校の椅子のような木の椅子がバラバラにおかれていて、ブレザースタイルの制服を来た学生たちが登場。優等生の月が先生の講義に反論して「法と正義は無関係」などと持論を述べるあたりなど、「春のめざめ」にかなり似ていると感じました。カッキーは「春のめざめ」で教師に反抗する優等生メルヒオール役だったので、イメージがかなりダブりました。そのあと、冷静に着々とノートに名前を書く人を選んでいくさまは、これも彼の代表作のひとつ「スリル・ミー」の”彼”を連想しました。

一番強く感じたことは、死神リューク役の吉田綱太郎さんが面白すぎる!ということです。明るくて気まぐれで子どもっぽい死神を楽しそうに演じられていて、面白いし、存在感がすごかったです。同じ死神のレム(濱田めぐみさん)は一幕はちょっとしか出て来なくて、主に二幕に見せ場があります。こちらは幽霊のようなイメージで人間的、母性的な印象があります。公演プログラムかどこかに書いてあったのですが(今みても探せないのですが)、誰かが「この作品で人間じゃないのはリュークとLだ」と言ったとか。確かにそうだと思いました。ただ、レムのバックグラウンドが描かれていないため、どうして彼女がこんなにミサミサに感情移入するのかがピンと来なかったのですが。

カッキーが演じる月(ライト)は頭脳明晰でクールで正義感が強い高校生〜大学生。一方で負けん気が強いところがあり、そこを突かれて徐々に自滅していくのですが、最後まで気弱なところをみせないカッコ良さがありました。正義を貫きたいと思うのは若い子にありがちなことで、そういうところもみていて共感できるものがありました。月をライトって読ませるのはちょっと無理がありますが、lightでもありright(正義)でもあるんだなーと気づきました。日本初演なのに、脚本も歌詞も英語(それを和訳している)ですが、「月と書いてライト」っていうのをどう表現しているのかな〜。

小池さんのLは、メイクの効果もあってか、どこをみてるかわからないんだけどすべてを見通しているような独特の目つきで見た目だけでも怖さを感じました。そして異様な猫背の姿勢や指先だけでカップなどを持つ仕草など前述の「人間じゃない」っていう話が納得できるほど。徹底した役作りに驚きました。

海砂役の唯月さんは、本当にアイドル歌手かと思うような可愛らしさ。月が両親の敵討ちをしてくれたと、会ったこともない月に惹かれていくという現実的にはやや無理がある設定ですが、唯月さんの一途な演技で、それもあるかもと思わせてくれました。海砂の名前に「砂」が入ってるって今気がついちゃった。砂がポイントなんですよ、ネタバレですが。

月の妹の粧裕(さゆ)を演じる前島さんはミサミサと比べてややぽっちゃりにみえて、ノーメイクっぽい感じだし(たぶん中学生くらいの設定?)一番普通っぽいキャラにみえました。お兄ちゃんが大好きで「♪私のヒーロー」って歌っちゃうところはヤバいけど(笑)。

月のお父さん役の鹿賀丈史さんは姿勢が良くて立ち姿が美しくカッコイイと思いました。警察官としての顔と、月の父親として心が揺れ動くところも自然に演じ分けていらしたと思います。ただ、歌声は力強さはなく、演技とのギャップを感じてしまいました。そういえば「ラブ・ネバー・ダイ(ズ)」の時も、その時は倒れられたあとだったせいもあり、もっと弱々しくて音程もギリギリセーフみたいな感じでしたが、もしかしてもともとこういう声質で鹿賀さんの印象から力強い歌声を期待してしまう私が間違っているのかなという気もしてきました。


■アフタートーク
終演後、出演者の松原剛志さんの司会で小池徹平さんと柿澤勇人さんのトークがありました。公演直後でもあり、小池さんは黒いパーカーに下は黒のスウェットにサンダル履きというラフないでたち。カッキーは上が黒いTシャツで下はジーンズでした。松原さんも黒いTシャツで、カッキーと松原さんのTシャツと小池さんのパーカーは公演グッズでした。

小池さんはその日は2公演演じたあとで(カッキーは1公演)お疲れだっただろうなと思いますが、関西弁ぽいしゃべり方で気さくにお話されていました。猫背など独特の姿勢での演技を一週間続けたあとは身体のメンテナンスに行かれるそうですが、一週間たまったゆがみを伸ばすのは快感らしいです。

カッキーは休日は温泉に行くという話で(これはカッキーファンにはよく知られた話)小学生の頃から温泉好きだったとのこと。月とLがテニスをする場面があるのですが、浦井さんがテニス部だったということでテニスのフォームを教えてもらったそうですが、アンサンブルキャストでもっとテニスがうまい人がいて「健ちゃんのフォームはちょっと・・・」と言われてからはその人に教わるようにしたそうです。松原さんが「エア・ケイのフォームをやるところもあるよね?」と振ると、「エア・ケイってなんでそういうんだっけ。ケイって・・・、錦織圭か〜、今気がついた。」と大ボケ発言も。

キャストは、飲みにいったりほとんどしないのにとても仲がいいそうで、また、演技についてみんな真剣に取り組んでいるということで、そういう一体感があるらしいです。

記憶を頼りに書いてみました。書き忘れたことやニュアンスが微妙にちがうところとかあるかも知れません。ご了承ください。

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ロビーにあったパネル。

■おまけ
デス・ノートのダイジェスト映像

私が観ていない浦井さんの月の部分もあり、きりっとしたカッキーとはちがってさわやか〜と思いました。


◆デス・ノート The Musical 公式サイト
 http://deathnotethemusical.com/

タグ:柿澤勇人
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